Fabled Landsというゲームを買いました。
久々に本格的なRPGと出会った気がします。一言で説明するならば、CRPGのシステム上で再現されたTRPGという塩梅なのですが、これが非常に面白いです。
運命のダイスによって決定される世界
本作における行動は、すべて6面ダイスによって定義されます。
こんな具合に、往く先々でさいころを振ることを要求されるのです。
しかし、ダイスロールによる乱数で決定づけられる運命というものは、おそらくはキャラクターというよりは、プレイヤーのリアルラックが絡んでくるので、人によってはとてつもなく運の悪い人生になる可能性はあります。ただ、本作ではセーブ&ロードが可能なので、もしもダイス目が気に入らなければ、ロードして「夢だったことにする」こともできます。高難易度ではそうはいかないかもしれないですが、いつでもやりなおせる冒険というものは、安心感とゲームらしい楽しさに繋がりますね。
(もちろんローグライクのようなスリルを求める方は、ぜひとも高難易度に挑戦していただきたく思います)
2Dで描かれる世界の魅力
Fabled Landsの世界は、すべて2Dで描かれています。そのグラフィックの美しさ、素晴らしさは、古き良き洋ゲーに親しんだ方ならば、少なからず琴線に触れるのではないでしょうか。
どうですか、これですよ!?
なにかこう、心にぐっと来ませんか?
くるはずです!こないはずがない!!(断言)
いや、わたしは冗談抜きで、真顔でこれを書いているのですが、この雰囲気に飲まれないやつはRPGを語る資格は無い!
それくらい本作を気に入っているのです。
オープンワールドに彩られる大陸
まずこの地図だけで、ごはん三杯くらいはいけます。
それはいいとして、Fabled LandsはノンリニアなオープンワールドRPGです。どこに行くのも、なにをするのも自由であり、まるでTRPGをソロプレイしているかのような感覚で遊ぶことができます。それだけで、さらにごはんおかわり三杯くらいはいけます。
世の中にRPGは星の数あれども、オープンワールドで遊べるダイスロールシステムのRPGなんて、ものすごく貴重な存在なのです。ストーリードリブンで、リニアな小説か映画のようなゲームがほとんどです。それ自体は別に否定しませんが、わたしはゲームの中では、できれば自由意思で活動したいのです。
難点がないわけではない
ゲームとしては別に不満はないのですが、唯一の難点は英語しかないことです。
ゲームシステム上、テキストを大量に読む必要のある本作においては、英語であるというその一点が、イングリッシュ・ネイティブではないわたしにとっては、なかなかに手強いのです。しかし、それでも頑張って読むに値するゲームであるとも言えます。面白いからです。単語がわからなければ辞書を引くなり、翻訳サイトに頼るなりして、じっくりと取り組みたいですね。
なにも具体的なことが書かれていない、ただのFabled Landsファン記事になりましたが、好きなのだから仕方がない。戦闘とかそういうものについての説明は、SteamのPVでも見てください(適当)
ということで、わたしと同好の士であることを自認される物好きな方は、ぜひとも買ってください。ウィッシュリストに入れるだけでもいいです。その数が増えれば、あるいはローカライズされる可能性も出てきますからね。