Majotta’s Workshop

インディゲームのいろいろと、ちょっとした創作

Horticular

 

Horticularという、ガーデニングゲームを買ってみました。

わりとわたしの求めている内容に近く、デモ版をプレイしてみたところ、一気にその世界に引き込まれて、気がついたら製品版を購入していました・・・。

 

やさしい世界

若干の戦闘要素(のようなもの)はあるとはいえ、本作は実にやさしいエネルギーでできている感じです。プレイしていると、動植物を慈しむ気持ちが、自然と芽生えてきます。

 

生き物たちの好む環境を作り、ビオトープを形成したりすると、お題(タスク)が達成になって報酬をもらえたりする、ゲームらしい一面もちゃんと持っていますので、ただの雰囲気アプリではなく、しっかりとした内容です。ストーリーもあります。

 

効率と見た目の両立性

 

これはとても難しいです。見た目を重視すると、タスク・クリアを目指すのが難しい場合もありますし、かといって効率だけを追い求めると、満足度の低い庭になってしまうので、その両立をなんとかして目指すのが、たぶんゲームの主目的なのでしょう。ゲーマーの端くれとしては、なるべくお題は達成したいので、実はなかなかに、手応えのあるゲーム。

 

ちなみに、わたしは見た目8割、効率2割くらいの感覚でやっています。それでも大抵のタスクは、普通に達成できるのですが、たまに「チューリップを20本ずつ3種類植えろ」と言う、無理難題を出されることもあります。土地面積の関係や外観、資金のこともあり、なかなか一筋縄ではいかないですね。

 

 

あ、資金と書きましたが、シナリオモードでは無尽蔵に花を植えられるのではなく、レシピを開放しながら、設置物や植物などの種類を増やしてゆくゲームになっているので、毎日入ってくる収入の範囲内でやりくりしなければなりません。

 

もちろんサンドボックスモードでは、その限りではないと思います。(未確認)

 

たのしい買い物

 

お店では数日ごとに商品が入れ替わるため、欲しいアイテムや土地パネルなどを、なんとかして買いたくなるように、うまく購買欲を煽ってきます。ですが、これがなかなか楽しい。「今日は造園は控えめにして、貯金して明日になったら欲しいものを買おう」というような、計画的に買い物をしてゆく気分に、自然となるのです。それがまた、のんびりしたゲーム性に対する、ちょっとした刺激、スパイスになっているのです。ゲームとして楽しくなるように、うまく設計されているなぁ、と思いますね。

 

 

まとめ

ガーデニングに対してアレルギーがある方でなければ、ぜひともプレイしていただきたい作品。完成度も高いです。前述したとおり、軽い戦闘イベントのようなものは、たまに起きますが、難易度を下げれば問題はない程度のものですので、「人や動物を撃ったり斬ったりするのは、もうイヤだ!」という方には、特にお勧めしたいです。

 

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